便利な世の中

プレゼントは貰うのも送るのも好きで、事あるごとに誕生日プレゼントや進学祝いなどを友人にあげまくっている。そこまで接点なかったのにいきなり貰って戸惑うんじゃないかと考えたりもするけれど、貰って嫌だということはないだろうし気持ちが赴くまま贈る。…

大海を知らない

大きくなったらもっと立派な大人になると思っていた。 小学生の頃自分は比較的優等生で、両親や兄弟の仲も良好で、容姿もまあ悪くなくて、絵が描くのもうまくて、友人からも頼られて、恵まれた人間だと思っていた。私は平凡な家に生まれたので勿論小中高(つ…

わたしと薬の話3

前回の話→わたしと薬の話2 - クモニマゴウ 前回同様生々しい話なので苦手な方は読むのをお勧めしません。 わたしの投薬記録を兼ねています。 ルナベルという1番スタンダートであろう薬を3ヶ月分頂き飲んでいましたが、やっぱり体質に合わなかったので通院の…

資格と自信

就活を通してわたしが自分に足りないなあと思ったことは「これをやりました!」という実績がないことでした。 特に私の大学、私のキャンパスは実技系の人が集まるところだったので、大会での記録だとかなんとかコンクールなんとか賞受賞だとか展覧会の経験が…

わたしと薬の話2

前回の話→わたしと薬の話 - クモニマゴウ 前回同様少し生々しい話になってしまいますので、自信ない方は読むのをお勧めしません。 自身の服薬記録を兼ねています。 2020年5月ごろからルナベルの服薬を開始したのですが、「これで生理痛が治る!やったー!」…

自分の道は他人が示してくれる

23年生きてきて、自分を鑑みれば鑑みるほど自分が選択したことって少ないんじゃないか?というような気になる。 高校も大学もその他バイトなんかも趣味嗜好とかも。人間やっているんだから社会に干渉されて自分が形成されるなんて当たり前だとは思うけれど、…

青春が過去になってしまう

嵐がいない世界を生きる覚悟は出来たけれど、数年経って小中学生が「嵐というジャニーズのグループがあったらしい」という認識で嵐を知る世界で生きていける自信がない。 わたしは1997年に生まれ、1999年に彼らがデビューした。物心ついた時には嵐は十分すぎ…

わたしと薬の話

ちょっと生々しい話をするので苦手な人は「あれ?」と思った時点でお戻りいただければ幸いです。 わたしは昨年・2020年5月から低用量ピルの服用を始めました。 それ以前も少し飲んだことはありました。出血が頻繁すぎる(2週に1回生理が起こる)という理由で…

サウンドトラックになるような

初めて聴いた音楽なのに、耳馴染みが良くて何か懐かしいような気がする。そういう音楽って自分にとって何曲かはあるものだと思う。 好きなアーティストの新譜は耳を曲に合わせるように聴くから、振り返った時に耳馴染みがいいように感じられるし、その曲を熱…

繋がりと断捨離

SNSの波に乗っていると嫌でも他人の生活が覗けてしまう。結婚したとか、転職したとか、進学が決まったとか、猫を飼ったとか。微笑ましい報告や、目を背けたくなるような報告、様々な情報に溢れているので、それらと向き合うたびに自分の心の動きを抑えたり落…

非日常の日常化

「今年の目標〜」でも語ったけれど、最近の私は特別用事がなければ1日10時間睡眠を心掛けている。大雑把にいうと24時に就寝して10時に目が醒めるような日々の連続。丁寧じゃないので26時に就寝して12時に起床ということもあるけれど、疲労感が少ないのできち…

新年初悪夢

今日の夢、すごく最悪だった。 わたしは高校生でその日は夏休みを少し過ぎた感じの日で、今日から講習があるらしかった。 ひどく怠けていたわたしは講習サボってしまっても良いかしらなんて、間に合わせる気がないように支度していた。母はそれをめざとく感…

今年の目標という名の雑談

2021年もついに始まったので、見返した時に楽しめるように、本年の目標か何かでも記しておこうかしらと思います。 2020年は自分が思っていたよりも精神が落ち着かなくて、上手く動くことができず、歯痒い一年でした。就活もするつもりだったし(3年の夏から…

方向性について

頭が痛いので布団に潜っている。考え事に耽りたいけども、頭痛がひどい時は難しいこと・回りくどいことを考えられないので、自分が感じたことが直感的に頭に浮かんでは消える。 最近、雑記と妄想みたいなSSとを分断しようと企てている。 見てる側がより見た…

顔に泥を塗る

高校生のわたしはあまり化粧に興味がなかった。 寒いと血色が悪くなるから色付きのリップにしようかなとか、どうせコンタクトなんだしナチュラルなカラコンしたら可愛いかな?とかその程度のことしかやっていなかった気がする。地黒なのは悩んでいたから気休…

長考

わたしは人よりも長く考えることのできる人間なのかもしれないな、と敢えて言い換えよう。 ちょっと躓いたことを数年単位で引き摺って、動けなくなることを愚かで滑稽だと思っている。けれど自分のことに対してこんなに時間を割いて生活できるのは学生である…

似合わないもの

小学生の頃は土曜の7時くらい(記憶違いかもしれない)からやっているズムサタの原宿特集をよくみていた。 それこそきゃりーぱみゅぱみゅとかロリータファッションとかそういうものを可愛くフォーカスしていた。 わたし自身はそんなにお姫様みたいに育てられ…

陽光

多分まあ多くの人は深く考えず鵜呑みにしているようなことを、わたしは赤子みたいに舐めもしないで嫌々言って拒否し続けているだけかもしれない。自分なりに考えて自分を立て直そうと努力はしているつもりだけれど、実際きちんとできている気はしない。 北海…

いつ許すか

太宰治が「如是我聞」で書いた志賀直哉への批判のように淡々と嫌な部分を述べられるような器量が私にあればよかったのだけど、私は妙に生ぬるい人間だからふと昔を思い出して恨むに恨み切れない気持ちを抱えている。 故人のことを悪く言うのは良くないと世間…

今に繋ぐ

高校から浪人にかけての時代はエドシーランをよく聴いていたことを記憶している。 歌詞がわかる曲だと歌詞に注目してしまうけれど、英語に疎い私は洋楽の中の言葉を過敏に受け取らなかったから、勉強中のBGMとしてよく使っていた。 わたしが小学4年生の頃に…

雑記

お盆が過ぎて少しずつ夏が去り始めているような気配がしてきました。 わたしは変わらず家にいることが多いので夏の短さとかを嘆くこともなく、うつろう四季を人伝に感じたりしています。 今年のお盆はお墓に参りました。昨今のウイルス騒ぎがあるのでいつも…

反省を反芻

やっていることが4年前からかわっていない。なにもできず、取り敢えずで手頃なカフェに駆け込んで、何をするでも無く電車の音を聴いていたりする。鞄に本でも入れておけばよかったな。なんらかの問題集でも良いけど。やることがなく座っているのは結構大変で…

変身

文章は捻り出すものじゃなく溢れ出すものだと考えているので、思った時に書き留めることが容易になる端末を持つことはわたしにとって物凄く快適だ。 勿論、インクを装着して少しずつペン先を育てていきながら手帳に認めるのもひとつの趣味だけれど、思ったこ…

さいきん

恋人がいると精神が安定するなんて夢物語が罷り通っているけれど、わたしはあまりそうは思わなくて、世間とのギャップに苦しんでいる。 恋人と別れたいなあ、と思ったりする最近。自分の思考が完全に不健全であるのは承知で、恋人に訴えたところで受け入れて…

距離の取り方

今の自分が嫌いかと言われるとそうでもない。やらなきゃならないことも果たせなくて、どこまでも中途半端で怠惰な人間だと思うけれど、そうでなくては人に優しく出来なかったと思うから。 わたしはプライドが高くて自分に厳しい。その厳しさを他人に明言した…

流せない、

SNSで嘗てのの恋人が何やら成功を収めたらしいことを目にして少し肩が重くなったような気がした。 四捨五入して三十路に程近い年齢になり、小さくて古い生活感のあるアパートでティーパックを揺らして淹れたルイボスティーを啜る私は今まで何をしてきたのだ…

生生しいはなし

子宮が痛い痛いと思い続けていたら子宮内膜症というものだったらしくて、今日から低用量ピルを飲み始めることになった。 高校生くらいまではあまり生理痛というものに悩まず生きてきた。大量に出血したり、立ち上がった時にどろっと内から流れるのが苦手だっ…

初夏の雑記

やるべきことをやってから隙間時間に文章を書こうなんて思っていると文章なんていつまで経っても書けない。今日はやることをやってないしおおよそ文化的な生活なんか送れていないけれど、短文がバラバラ散らばった自分の脳内を整理するためにも文章を書いて…

振り返す手

遠くに行く人を激励したりしたことはないから、送別会の雰囲気をいまだにわかりかねている。遠くに行ったら私のことなんて忘れて楽しくやっているんでしょう。それなのにそれをめでたいことのように話すのは、凄く寂しいと思った。 気が付くといつの間にか私…

フィードバック

自分の中で思い出に残っている人間は、まあ、多いのかもしれない。 たまに夢に出てきて私を後悔に浸らせる悪魔。ずっと「いいひと」に徹しても、ときに「わるいひと」になったとしても、敵わないものは敵わなくて、私の後悔は日に日に増していく。 私が今暇…