変身

文章は捻り出すものじゃなく溢れ出すものだと考えているので、思った時に書き留めることが容易になる端末を持つことはわたしにとって物凄く快適だ。

勿論、インクを装着して少しずつペン先を育てていきながら手帳に認めるのもひとつの趣味だけれど、思ったことを脊髄反射的に文字に起こすという点では電子的なものの方が数段上だと感じる。文字を「書く」という動作を間に挟むと、うまく書いてやろうとか綺麗な言葉を並べようとしてしまうから。

ぱっと頭に浮かんだ物事をすぐ文字として羅列していくので、誤字が多いのはご愛嬌。

 

最近のわたしはうまく社会活動ができておらず、就活は勿論、学校・バイト①・バイト②、全ての連絡を滞らせてしまっている。自覚しているなら反応をしろというところだけれど、大縄に躓いた幼児のように再度挑戦することに抵抗があって、ひたすら足踏みをしてしまっている。経験がある人は寛容に捉えてくれるけれど、そうじゃない人はそれを酷く怠けた結果のように言う。実際そうだと思う。だけれど精神が3歳くらいの赤子になってしまっているので、そんな強い言葉を受け止められるはずもなく「じゃあもういいもん、やらないもん」と尻尾を巻いて逃げてしまう。

 

なんか今日はとても饒舌に話せている気がして、文字を打ちながら気持ち良くなっている。

 

そんなわけで社会生活を全て放り投げたわけですが、これから先どうしようかと見通しを立てるのは重要だと勘付いている。ずっと遊んで暮らすなんて出来ないし、一応仮にも将来を考えられるパートナーがいる。(相手が考えてくれるのかはわからないけれど。だってわたしは社会不適合者で特に夢に向かって生きている魅力的な人間では無いですし。)否が応でも稼がねばという気にはなっている。

就職活動はもう少し根気があれば乗り越えられたかしらなんて思うけれど、身内の不幸があって、その上でも凛と面接を受ける度胸なんて無かった。身長もあるし黒が似合う(自分で思っているだけ)わたしはリクルートスーツが似合うので、またスーツを着たいなあ〜とは思っている。

変にコーデを考えなくていいから、スーツは好き。夏場は暑いから嫌だけれど。

 

役所とか銀行とかそういうお堅いところできちんとお菓子箱に詰められた和菓子のように鎮座できる自信はないので、多少ラフでも許される環境で働きたいと考えている。

 

 

大学に入って学んだけれど、素のわたしではないようなキャラに扮しても、結局中身が同じなのだから同じように苦労する。高校/大学デビューとか出来る人間は結構有能なのかもしれない。