2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

金魚の夢

不思議なことがある。物凄く些細でどうでもいいこと。私の夢に時折彼が現れること。 彼は高校の同期で、偶々3年間クラスが一緒だった。私とは対照的に彼は明るくてクラスのムードメーカーでカーストの頂点に君臨していた。 今思えば高校時代のカースト意識は…

緩やかな死、静かな生

お酒飲んだり煙草を吸ったり、身体に悪いものを大人になると摂取してもいいようになる。 緩やかな自殺。 未成年がお酒を飲むと、周りの成人が怒られる。責任を取るのは大人。あまりにも無責任じゃないだろうか。 二階に上るとタバコの匂いがふわりと漂う。多…

KISS principle

大学に入って、結局私はなにがしたかったのだろう。なんとなくフワフワ授業を聞いて、何となく試験対策の為だけに机に向かい、今日も私を消費していく。生きていけばいくほど、就活だとか、大人がしていた話が身近になっていく。私はただ曖昧に笑って、いつ…

心を亡くすこと

最近新歓の準備で忙しい。忙しいというよりも重圧が凄い。幹事なのに仕事がいっぱいあるって何だろうかと思う。高校の時に生徒会をやっていたから分かるけれど、1番上に立つ人は仕事がほぼない方がいい。あくまで総括だと割り切って、地味な業務は他の人に回…

涙は溜め込まない方が良い

今日は久しぶりに部活を辞めるか否か考えた。 ずっと考えてはいたけれど思考するのを止めていた。 私は中高と文化系の部活に入っていたし(詳しく言えば、中学は吹奏楽部で高校は生徒会とボランティア同好会)、体育会系だとかスポーツだとかそういう類には…

期待とか見返りとか

年を重ねる度に誕生日がどんどん素敵なものじゃなくなっていく。 老いの象徴だというわけではなく、単純に、誕生日という言葉に何もときめかなくなってしまった。誕生日は仲いい友達や彼氏とご飯をして、サプライズで名前入りのケーキプレートを用意してもら…

妄想的四月馬鹿

「実は前から好きだった」 四月馬鹿に相応しい言葉を目の前の彼に言われて、私はちょっと閉口してしまった。私は嘘があまり得意ではない。 「4月1日だからと言って、ここぞと嘘を吐きまくる人は好きじゃありません」 彼はそんな私の対応をわかっていたかの…