2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

卑小

あの日私はやっぱり少し弱気になってメッセージを送れないでいた。自分の単純な一言が相手に気を遣わせてしまうかもしれないし、相手がそのことで私を疎遠にしてしまうのがたまらなく嫌だったから。意味もなくスマートフォンの電源を入れたりして時間が経っ…

言葉の裏

もうこの世にいなくなってしまったのに、無意識にまだいると判断して、あとで気づいて寂しく思うことが多々ある。そのことを人に話すと「私も亡くなった祖父母のことをまだいるように思うことがある」と返されて、わたしは別に共感が欲しかったわけじゃない…

あらゆる整理

名義を変更したり解約をしたり相続の手続きをするなかで「自分のやっていることを責任持って整理すること」の重要さがわかった気がする。 自分は記憶できているからいろんなところに重要書類を散らばらせていてもいいし、あらゆるIDも数回打ち込めばパス出来…

身体の拡大

最近は運転をすることが多い。 わたしたち3姉弟はみんな自動車運転免許を持っているのだけど、今までずっと活用していなかった。車を乗るような用事が生まれることがないインドア派だからというのもあるし、家の立地的に駅まで出てしまえばJRや市営地下鉄で…

マスクのきもち

暇では無いけれど手持ち無沙汰でなんとなく手芸をコツコツやっている。立体型とプリーツ型のマスクの作り方はもう覚えた。少し昔であれば実用性のないものを作りたくて作っているという風だけれど、現在においては布マスクでも十分実用性が高くて嬉しい。 私…

おうち時間

不謹慎かも知れないけれど、あらゆることがウイルス騒ぎで滞っていて良かったなと思います。 不要不急な用事は慎まなければならない世の中において、自分の娯楽が次々と削がれていくのを感じる。友人とご飯に行ったり、カフェ巡りをしたり、美術展を見に行っ…

いつもどおりの暮らし

後悔は今じゃもうどうにもならないから後悔なのであって、克服する方法は何もないんだと思う。どう行動していたって起きるものは起きるだろうし、していなかったことはどうせしなかった。 朝起きたら自分の父親が骨になっているだなんて、恐ろしくて非現実的…

答え合わせ

自分は悲劇だと感じているのに、他人からは喜劇だと笑われるのが1番辛くて悲しい。 自分の子供の栄転をどうでもいい事かのように話されて、酷く疲れてしまう。ただでさえ今の情勢は至極不安定であるのに。 昔は父のことが好きだった。 学歴はないけれど、知…

比較している

自分がうまく出来ている人間だとは思っていないけれど、明確に人と比べると自分の阿呆さが身に染みてしまって嫌になる。 集団面接というものを初めて行ったのだけど、いつもの通り私は発話に時間がかかって少し回りくどい言い方をしてしまう。言葉の節々が稚…

濡れそぼる毛玉

最近は雑多な日記になっている。あんまり洗練された文章ではないと思うから、わたしの徒然なるままに書いた文字の羅列に興味がない人は見なくても良いと思う。 今日は昼過ぎにテストセンターを受ける予定があった。 9時くらいに起きて、朝食を食べ、日曜締め…

糖とエネルギー

多分面接で馬の合わない人間にあった。どう考えても自分のセリフを話すのに必死でしょあなた!っていう感じの。話したことが宙に浮いている感じがしたから、ダメかもしれないなあと思っている。 違う企業ではそんな反応だったのに通ったりしたから本当意味わ…

冷たい足先

昨日久しぶりに先生と電話越しに具体的に面接でどんなことを話すかとかの作戦会議をした。わたしが就活で疲弊したのは、第三者がわたしの思い以上にシビアに就活を捉えていることだった。わたしはもっと緩く生きていたかった。 多分もがいてもがいて辿り着い…

抱くこと負うこと

何度目の4月1日だろう。背筋が伸びるような、ちょっと後ろめたいような気持ちで家に居る。 就活と向き合わなきゃいけないなと思って、取り敢えず朝井リョウの「何者」を読もうと思った。思ったのはいいけれど本を開いて読む時間がうまく作れなくて、数ペー…