さいきん

恋人がいると精神が安定するなんて夢物語が罷り通っているけれど、わたしはあまりそうは思わなくて、世間とのギャップに苦しんでいる。

恋人と別れたいなあ、と思ったりする最近。自分の思考が完全に不健全であるのは承知で、恋人に訴えたところで受け入れてくれないのは分かりきっているので敢えて口に出すようなことはしないだろう。わたしの中で恋人の存在が少し不穏なものになっているのは事実だったりする。(恋人が欠かさずチェックしているというブログ内でこのような告白をするのも趣味が悪いなあと思う。申し訳ない。)

 

わたしはあまりにも他人の顔を窺ってしまうせいで自分の心をすり減らしてしまっている。

家族に対しても恋人に対しても、自分の気持ちより他人がどう思うかの方が重要だと考えていて、常に本当じゃない自分が接待のような笑みを浮かべて立っている。自分が誰とも話したくないような気持ちでも、他人の話をそれっぽく聞き流して愛想笑いを浮かべたりする。疲れて自室に戻ったりしてても話しかけてくるから逃げられなかったし、未だに対処方法がわからない。自分がおかしいのだろうか。いつでも笑顔で人と応対できる人間になりたかった。

 

 

最近、当たり前だけど自分のことなんか誰も知るわけないなあと諦め始めた。

気に入らない髪型も生き様も、良いじゃんって軽く言われることで自分がどんどん削られていくような気がする。自分を否定されてもそれはそれで何も知らないのにねという気になる。

もう辞めるので綴るけれど、夜のバイトをしていた。(今もしているけど、気持ち的にはもう過去なので過去で示します。)それを恋人は延々嫌がって、タバコの匂いやお酒の匂いのするわたしを人じゃないみたいに扱う。知りたくなかったけど、知っておいてよかったなあと思う。結婚とかしてから知ったら相当な地獄だよね。

自分がやっていること全て、結局自分の意思でやっているんだから、そんな軽率に判断しないでほしい。なんか全部嫌になってきたなあ。就職を1年ずらしたけれど就職なんてうまくできなくても良いやと思うし、卒業はしたいなと思うけれど余裕でこなせるような能はないし、見栄はって綺麗なまんまの手首も、全部全部嫌だ。

 

通知表の体育に5がつかなくなったあたりから「自分はなんでも出来るわけじゃないんだ」と諦められたらよかった。

好きで始めたことを周りの目を気にして辞めたりなんかして、自分を守ってるじぶんが情けない。