どう頑張ってもあの子には敵わないのがすごく嫌で苦しい
私がいつか文章に綴ったみたいに、私の中で彼女の存在は大きくて、排除しきれないから困ってしまう。
あの子が嫌いなわけではなかったはずだけれど、振り返ると「これっていじめとかそういう類のものに近いのでは?」と感じて気持ち悪くなる。あの子は今も誰も傷つけていませんと猫をかぶっていきている。
加害者は何も苦しまないのに被害者だけが一生トラウマを背負って生きる、というのはよく聞く話だけれど、まさにそれ。
たまに思いだして悲しくなって何もかもを辞めたくなる。鏡に映る自分が化け物にしか見えなくなる。じっと自分の顔を見つめていると毛穴からにょろりとミミズが顔を出して、そのまま表皮を蠢いて、時々私の頬を食っているような感じ。私が化粧をしないで外を出られないのはこういうところがあるからだと思う。
何故わたしだけ悲しい気持ちにならなきゃならないのか
心の奥で「適当な会社に就職して、慎ましく惨めに平凡でつまらない生活を歩んでくれればいいな」と思っている自分が自分を腐らせる。人のせいにするのは良くないけれど、不幸になってしまえと思ってしまう。
嫌だなあ。
人の幸とか不幸とかどうでもいいわって笑える人間になりたい。なれないからなりたいと思うのは知っているけれど。
本当はわたしを選ばなかったあいつとかに呪いをかけない人生がよかった。幸せに執着しない人生がよかった。
結局わたしは人と見比べることでしか自分を認めることができないみたいで悲しいなあと思う。
文章を書くのを怠ると目に見えて書くのが下手になるのがわかる。
面白くないというか、単純に思考がダダ漏れな感じで、あまり良くない。気持ち悪い。
最近は1人でいる時間が短い。会話を多くするようになった。今まで溢れるくらい文字をかけたのは、普段話したりしないからだと思った。
家では無理矢理明るい調子で話しかけてくる父母がいるけれど、わたしはどうも彼らのように笑顔を返すことができない 。何が楽しいのだろうと冷めた気持ちでみてしまう。
わたしにとって実家はあまり安息の地ではない。
寝ているといつの間にか朝が来ているみたいに、底なし沼みたいな今日を終わらせられたらいいのに。
何度起きても部屋は暗くて、湿っていて、どうにも悲しくて仕方がない。
好転なんてしない気がするからここらへんでやめたい