10月に入って新学期が始まった。
何かやっぱり私は不安定で、どうしてもダメだった。勉強はしたいのに、人と比べて悲しく思ったりすることが多くて辛くなってしまう。
ついさっきまで今日はゼミの日だなあと思って、ゼミで読んでいる論文を見返していたのに、ついさっきふと行きたくないなあという気持ちになってしまった。
先生には「体調が悪くて休みます」という旨を今まで伝えていたけれど、結局はそれも全部精神的なものだった。言ってしまえばズル休みだと思う。
自分が出来ないことを認めるのが苦手だ。
自分は無価値だとか才能がないとか努力不足だとか、他人に言われるより自分でそう思ってしまう。一昨年にきっと呪いをかけてしまったと思う。出来ないことは恥ずかしいこと。
自分のこともうまく出来ないのに他人のことを考える自分も嫌だなあと思う。
精神的に向上心のないものは馬鹿だ。人生をやめたい。
ずっと勉強していたいというわりにこんな人間だからきっと向いてないんだろうと思うと涙が出てくる。それなら血反吐吐いてやれよって?知ってる。
自分の夢を他人に委託するのは良くない。
将来が見えない。
早く家を出たい。
でもまともに働いてるような気もしない。
中学生の頃に部活の先輩から頂いた手紙で「ゆいちゃんを見て努力することの大切さを学びました」というようなことが書いてあった。
中学生の私はきっと努力が無意識に出来ていた。努力が楽しかったし、何よりタスクをこなすのがストレス発散になった。
今はどうだろう。
何故こんなに上手く生きられなくなったのだろう。
まともに家でご飯を食べていない。
今日のご飯は挽肉と人参が入っただけの炒飯だった。
家庭環境は悪くないのに、私がおかしいから歪んでいる。ごめんなさい。
親とは上手く話せる気がしないし、私の夢の話ももう聞いてくれない。私に望んでいるのは適当な人生だと自覚している。
この間おばあちゃんからお小遣いを頂いたらしく、家にいない弟の分を盗むなよと茶化されたけれど、笑えない冗談は辞めてほしかった。
綺麗な手首が気持ち悪い。
最近あまり調子が良くないのでまた病院に行ったほうがいいなと思う。
でも今まで行っていたところはあまり先生が良くなかった。私は話を聞いてほしいんだと思う。
ご飯を食べながら新聞を読んでいたら、お母さんが新聞の内容について口を出してきた。話すのが気持ち悪かったので黙ってしまった。
あまりにも疲弊してしまい寝ていたときに夢の中で会いにきてくれたあの人は誰だろう。