寒さに負けるな2

あっという間に10月で、時の流れが早すぎて閉口する。私はもう子供じゃないのだなあと思う反面、大人でもないよなと思う。

 

夏休みは如何過ごしましたか?

終わり良ければ全て良しなんて言うけど、本当にそうでしょうか。どうでしょう。

一時的な幸せは自分を満たすかもしれないけれど、欠けた時にまた胃が痛んで擦り減らすのなら、最初から要らないかもしれない。私は不健全な生き物。

夏休みは旅行に行ったり勉強したり人と会ったり、私にしては充実したんじゃないかな。

地震で旅行が潰れて悲しかったっけ。そういえばあの時も「東京だけでも行くべきじゃない?」って言ってくれたっけ。人に支えられている。

 

最近自惚れ抜きにモテ期だと思う。本当に。みんなきっと寒さから身を守るのに必死なのかもしれない。「ある程度顔が良ければ丁度いいマスコットになるし防寒できるし、ゆいちゃんでいいか」なんてそんなことを思っていそう。稚魚は海に返さなくっちゃ。

逃した魚は大きかったと言っても、スズキが大きくてもあまり何も思わないかも。これはどうぶつの森の話。懐かしいな。

 

去年は緊張で全然酔わなかったけれど、今年はお酒が楽しかった。良くないかもしれない。

ただ相変わらず精神は良くない。ノルウェイの森の小林緑に憧れているけれど、どう頑張っても直子だなあ。可哀想と可愛いって似てるけれど全然違うよね。

他人に堂々と「ゆいちゃんって死にそうだよね」と言われる。本当にね。

 

 

台風が近付いているらしい。

暖かくて静かな雨は好きだ。

雨で濡らした黒い髪が綺麗だなと思う。

 

 

「トラウマにもならない恋ならば意味ない」というのはFINLANDSの曲の歌詞で、最近は過剰に聴いている。私は傷付く度に人間に近くなれる気がするから、トラウマになるのは実際悪くないと思う。

ただ、相手に嫌われる未来だけが嫌だ。

私という人生の役者・わたし。

 

 

相手にどう思われるかじゃなくて、自分自身を壁打ちしてるだけだよ。怖くないからね。

うそ、本当は怖い女だよ。

 

 

多分お互い落ち着いたでしょう。コーヒーが美味しかった。

 

 

感情がバラバラでまとめられないけれど、コートのボタンを閉め切って、首元にマフラーを身に付けた頃には、私の感情もコートの中に丸まっているんだろうな。

 

今日は思ったよりも寒くなくて、寧ろ急ぎ足で駆けると暑いくらいだった。

私は今、寒いとは思ってないよ。