煙草は健康を脅かす

今が幸せだと昔が悲しくて惨めで薄命だと決定付けてしまうようで嫌だ。

 

だから何か私はささくれだって幸せを素直に享受できない。幸せそうに笑う自分の顔が気持ち悪い。

沢山の私をカメラの向こう側に送りこむけれど、どれも全部わたしじゃない気がした。気持ち悪いなあ。わたしじゃない私は如何にも幸せという名の贅肉を付けてぶくぶく太っていた。脂肪を蓄えるのは日々の不摂生を明示しているみたいだ。

 

何か嫌な気持ちになったら手首を見る。

私はよく病んでいるとかメンヘラだとか言われるけれど手首だけはまっさらで綺麗で、わたしらしくないなと毎回思う。肉を切るのは凄く気持ちいいだろうとは思うのだけど、メンヘラとかそんな軽いノリの分類に組み込まれるのが嫌だった。実際そうなのかもしれないけれど。

 

絶対今日の夜に何か今日あったことを書くでしょう、と言われた。天邪鬼なので書かない。

 

私がしなきゃいけないと頑張っていたことを相手は苦手だと言った。そっか。

私の汚い部分を笑いの種として話す。

 

最近は何もかも嫌で、なにもかもやめてしまいたい。気持ち悪い。私のことを見ないでほしい。

 

好きな人の嫌いな部分を見つけてしまってちょっと凹んだ。心臓が削られたきもちになる。

削られてなお好きな人の道しるべをした。こういうのが愛でしょう。彼は少し申し訳なさそうに私に感謝の言葉を言った。

 

血は繋がっていないけれど「妹」と呼ぶような存在がいる。久しく会っていない。

彼女は多分ちょっと遠くで勉強を頑張っているのだろうけど、私が心配したりするのは気持ち悪いから忘れたふりをしている。

 

元彼に「あなたは俺のことをちんことしか見てないよ」ということを言われたことがある。当時は処女だったので何を言っているんだろうという気がしたけれど、今になって何となく意味がわかってきた気がした。

男性性の搾取。

 

前の女と軋ませたベッド。そこが今私の帰るところらしい。気持ち悪いなあ。いや知らないけど。破壊衝動。

 

 

満腹になりすぎると胃がいっぱいになって気持ち悪くなる。過剰摂取は良くないな。好きな食べ物も食べすぎると気持ち悪くなる。そんな状態になっている。1ヶ月断食をしたらまた美味しく食べられるようになるのかなと思っているけどどうだろう。食べ過ぎてお腹がいっぱいというよりかは、パイナップルを食べ過ぎて口の中が痒くなる現象に近いのかしら。どうかな。

幸せになってぷくぷく肥えるよと言われたけれど、私は遺伝的に太る体質ではないなと思う。