爪を整える

最近爪を整えることを気にし始めた。

ボルダリングをやっているのだから爪なんか気にしても仕方ないと思いながらも、やっぱりきれいな指に憧れてしまう。地肌が黒いのもあって、何となく女の子らしさに欠ける手だけれど、もう少し可愛いものにしたい。手だけ見て「ああ、女の子だな」とわかられたい。(男性から見たら今も十分女の子らしい小さい手なのかもしれないけれど、もっと華奢でか弱そうでピアノがうまそうな指になりたい)

 

一時期同じように女の子らしくなりたくてマニキュアなどを買って装飾してみたものの、1週間、2週間続けてから除光液で落とすと2枚爪になったりしていて、本末転倒な気がして辞めてしまった。

今やろうとしているのは前回みたいな表面だけの可愛さ・綺麗さではなく、基を育てていくやり方だ。丁寧に説明すると、爪を爪切りで切らずやすりを使って削っていくこと、ネイル美容液などを使って爪の保護をすること、あとは手全体の保湿を必ず夜に行うこと。これらを徹底していきたいと思っている。

 

わたしが自分の爪で一番嫌いな部分は爪の形が変であること(一部爪と肉がうまくくっついていない部分があるゆえに爪を切っただけでは形が整わないこと〉である。

色々調べると、上記の状態は爪切りのダメージで接着部分がはがれてしまうのも一因らしい。くっつくといいなあという気持ちで、こまめにやすりで削っていく。最近は緊急事態宣言でボルダリングジムにも行けていないので、育爪はそこそこ頑張れている。ジムが再開したら少しは粗雑になってしまうかもしれないな、と内心思っている。

 

本当はジェルネイルでスカルプとかをしてギャルのような爪をしてみたいとも思うけれど、実用的じゃないので実際に行動には移さないだろう。綺麗だけれど、1ヶ月程しか保たないものに毎月課金できるかというとそうではないし。(同じ理由で髪を染める行為を億劫に思っている)それなら基礎化粧品とか、資本的な部分に課金したいなあと思ったりする。歳老わないと判断も出来ない題材だろうけれど。

 

いわゆる無印女子というような無垢な女性像は私の理想ではないけれど、過度な装飾をせずに細部まで手入れが整っているというのは良いことだと思う。美術を勉強していると仕上げの細かなところが重視される、その影響だろう。

 

20代も半ばに差し掛かっているので、どこにお金をかけるか、何に時間を使うかというのは、これまで以上に致命的な結果を引き起こすような気がして安易に決定まで至ることが出来ない。