目標設定と過程

もうそろそろ6月になるのか、とカレンダーを見つめながら思う。

今年は(昨年あまりにも怠惰な生活を送っていたことから)非常に活動的に生活できていると思うし、なかなか充実しているのではないかと思う。去年できなかったことを今年やらねばならないのだからそうでなくては困るのだけど。

 

今日までを振り返ると1月はFP3級の試験を受け、3月・4月は就職活動に打ち込んだ。5月はFP2級を受けているのでなかなかの成果を積み重ねていると思う。実際やっていることは当たり前のことだったり、程度の低いようなことだけれど、自己肯定感を高めるためにはこのような積み重ねが大事である、とTwitterで誰かが言っていた。

 

これからの予定を書き連ねると、6月には卒論の中間発表があり、7月には大学の美術展が開催される。9月には(自己採点で1点足りなかったので)FP2級を再度受ける。12月には卒論発表会が待っている。だいたい1月ごとに目標が設定されているので、コツコツ頑張ればこなせるだろうと思う。ただ、私は意外と怠惰な人間なので毎月毎月目標に向かって動き続かなければならないということに耐えられるのだろうか?と一抹の不安がよぎる。

そんなことを言ったら、社会人になってからの方が不安だ。8時半から17時まで、毎日毎日机に向かって資料を確認したり、パソコンとにらめっこをする。バイトもそうだけれど、特別苦痛な業務でもないのにバイト直前まで「めんどくさいなあ」と思っちゃうような、そういう気持ちを抱えながら、これから先40年間ほど生きていくのか。そう考えるとぞっとしてしまう。お金は欲しいし、働くことで承認されたいという欲はあるけれど、その世界に順応していけるのか不安でならない。

 

先生は「学生時代にやってきたことを社会に出ても繰り返す」というようなことを言っていた。結局延長線上にあるから、学生時代から少しずつ対処法を考えればいいと。なんていうんだろう、課題を出されたら提出期限に間に合わせる、という行為は会社において案件を納期に間に合わせることと本質は変わらない、ということだと思う。ゴールまでの過程でどのような処理をすればいいのか、この工程にどのくらい時間を費やせばいいのか、また自分はその仕事にどの程度時間を割くのが最適なのか。こういったことは課題も仕事も大差がないんだそうだ。(私はまだ学生で、会社員として責任もって働いたことがないので真偽は分からないけれど)

 

多分今年一年、毎月ある小さなゴールに向けてコツコツと頑張ることが出来たら(もしくは失敗してもそれをカバーする知恵を身に付けたのなら)わたしは新たな世界に踏み込んだ際も生きていけるのだろうと思う。