対話の難しさ

面接ラッシュであまり文字を連ねる時間が取れない。

 

去年は真面目に就活をやっていると見せかけてやっていなかったので、この時期にはもう無になって生活していた気がする。特に対策してもいないのに道内企業からはなんとなく最終選考まで案内してもらうも、父が亡くなった直後であまり頭が回らないせいか、話しているのに話していないような気がしていた。

そりゃあ勿論結果も納得の祈られだった。

 

今年は去年とは違って、質より量というマインドでガツガツやることをやっている。1つ1つ気にしすぎると動悸が激しくなったり、眠れなくなってしまうから、何も感じないように心を亡くすよう務めている。これが最善か否かはわからないけれど。

取り敢えずESを書いて、面接を受けて、軌道修正しつつ次の面接に向かって。外面がいいからか、面接を受けられる機会はわりと多い気がする。特に中身に自信はないので顔が可愛いからかしらなんて落ち着けておいている。

面接って難しくて、自分が気持ちよく喋り過ぎてもいけないし、喋らなさすぎてもいけない。喋りすぎるのも、自分が常日頃考えていたから長文になってしまう時と、自信がなくて言葉が多くなってしまう時がある。あと、発話するのが苦手なので力みすぎると舌がもつれる。いつも口に出している言葉が頭の中の辞書から消えてしまう。中学生の吹奏楽でステージに立っていたあの時から変わらず、本番に弱いタイプなのかもしれない。頑張ろうと思うほど、言葉がもつれる。

 

面接をした後にノートに聞かれたこと、よかった点、悪かった点を書き連ねる行為は、「友達と2人でご飯した後のひとり反省会」みたいな気持ちになる。ここをもうちょっとこう言えたらよかったな。すごく婉曲させたものの言い方をしてしまったな。大抵自分の悪いところばかりが見えてしまって、布団の中で悶々とする。どんなに対策をし尽くしても、結局は人と人なのだから、100%の対応なんてできないんだろう。分かってはいるけど、ちょっと凹む。

 

良い企業に就くことができて、転居するような都合ができなければ「就活」と関わることもないのだろうけれど、私の人生ではもう全くないと胸を張って言えるものでもない。一度就職した身であれば、もっと自信を持って活動できるのだろうか。

初めてだからこんなに難しく考えてしまうのだ、と過去を振り返って思えていればいいけれど。1日1日生き延びるほど、生きにくさを感じてしまう気がする。わたしはめんどくさい生き物だ。

 

今月中に1つはいい結果となればいいなあと思う。