決められない優先順位

3月が始まって、重い腰を上げて、やっとまともに就活と向かい合うかという気になったけれど、休んでいた事実は消えない。夏・冬のインターンを逃した私はマイナスからのスタートに違いなかった。そんなことは承知の上で今の今まで休んでいたのだけれど、他人から言われるとグサリと心臓に刺さって、ジワジワと血が滲むような気持ちでベットに横になるしかなかった。

 

ほっといてほしい。自分勝手な言い分かもしれないけれど、ほっといてほしい。あんまり監視されると萎縮してしまうから、丸く収まった後に「そうなんだね〜」と流してほしい。そうじゃないと死んでしまいそうだ。タイミング的に死ぬべきではないし、死ぬならもうちょっと気分がいい時に死にたい。これ以上ないと思いながら死にたい。他者に殺されるのは嫌だ。自分で自分の始末をしたい。

 

でも相手はそんな私のことを知らないのだろうと思う。話していない私が悪いのだろうけれど。わかって、というか、察してほしい。なんて実の父親に感じていたような煮え切らない気持ちを抱えている。相手の気持ちはわかるし、落ち度はないのだろうから、私が悪い。そうやって延々自己嫌悪を繰り返す。噛みきれなくなって、気持ち悪くなるくらいに味がなくなったまま飲み込まれもしない肉片みたいな、どうしようもない感情しかない。

私が悪いのか、何なのか、わからないから考えても無駄な気がする。

 

多分1人でもそこそこ生きていけるくらいには能力はあるだろうと思う。何をやるべきか見失ってはいないし、事実やることは山のようにあるし、ただ少しずつ日々のタスクに分配してこなしていけば良いだけ。そんなに難しいことはないのだ。私なら大丈夫だと思う。これが客観的に考えられた結果なのか、根拠のない自信過剰な妄想なのかはわからない。どっちでも良いなあ。ただ自分が自分を信じられたら、根拠の有無は些細なことだろうと思う。

 

今年は、就活はともかく、卒業は必ずしたい。そう考えたら就活を頑張り過ぎて卒業ができないなんて未来が1番地獄だと思う。(去年を繰り返すことになってしまう…)

今は私のやれることだけやって、多少は息抜きをして、しっかりと勉学に励んでいきたい。勉強がしたくて大学に入ったのに、他のことで心がいっぱいになって勉強ができなくなってしまうのは悲しい。

去年、就活も卒業も全部辞めて立ち止まった時、ただひたすらに自分は無になっていた。何もしないことは快くなんかなくて、寧ろ自己嫌悪に陥る時間の方が長かったように思う。私は私を救うために生きている。私はそう思って、今を生きている。